助成事業
-
-
2013年度
名古屋市美術館・渋谷区立松濤美術館「ハイレッド・センター:『直接行動』の軌跡」展カタログに掲載されるエッセイの英文翻訳への助成
2013年11月9日から12月23日にかけて名古屋市美術館にて、その後2014年2月11日から3月23日にかけて渋谷区立松濤美術館にて「ハイレッド・センター:『直接行動』の軌跡」展が開催されました。ハイレッド・センターは、1963年の「第5次ミキサー計画」を機に、三人の若き前衛芸術家であった高松次郎氏、赤瀬川原平氏、中西夏之氏により結成された前衛グループである。結成50年を記念して開催されたこの展覧会では、文献資料や記録写真が展示され、高松、赤瀬川、中西によるオブジェや絵画などの展示を通じて、ハイレッドセンターの活動を多角的に紹介していました。JCRIでは、展覧会カタログに掲載された高松、赤瀬川、中西によるテキスト及び、美術館学芸員、研究者によるエッセイ及びテキストの英文翻訳出版に対して助成を行い、国外でも関心が高まりつつあるハイレッド・センターの活動を紹介する機会となりました。