助成事業
-
-
2012年度
「現代への扉 実験工房展 戦後芸術を切り拓く」展図録に掲載されたエッセイの英文翻訳への助成
JCRIでは2013年の1月12日から始まった「現代への扉 実験工房展 戦後芸術を切り拓く」巡回展で販売されるカタログ『実験工房展戦後芸術を切り拓く』の英訳出版への助成を実施しました。
「実験工房」は1951年に造形作家の北代省三、山口勝弘、福島秀子、音楽家の武満徹、秋山邦晴、鈴木博義らによって形成されたグループで、絵画、写真、ダンス、演劇、映画など多岐にわたるジャンルへ活動を発展させ、戦後美術の新たな展開を切り拓きました。近年、彼らに対する再評価は国内外で高まりつつあり、 今回、製作されたカタログには、これまで国内外でまとまった紹介のなかった実験工房について多数の専門家のエッセイを収録しています。日本のみならず海外へ「実験工房」の貴重な資料を紹介する機会となりました。