助成事業
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2013年度
「長船恒利 眼の眺め」展開催に際して制作された冊子『眼の眺め 長船恒利資料集』出版への助成
2013年11月12日から11月24日にかけて「長船恒利 眼の眺め」展が東京にて開催され、「在るもの」、「Landscape」(1982-1989)、「traverse」(2001-2002)が展示されました。長船恒利(1943 - 2009)は写真、パフォーマンス、コンピューターアート、彫刻という芸術分野において活動した作家です。また、中欧モダニズムの研究者、地元静岡では芸術家のネットワークを形成など、芸術活動を積極的に進めた人物でもありました。JCRIは長船恒利の活動の軌跡を紹介する資料集の出版に対して助成をしました。この資料集には、長船の写真作品の他、執筆テキスト、また長船作品に関する論考、年譜などが収録されています。長船恒利の辿った軌跡を多面的に照らし出すことのできる資料集になっています。