JCRI アニュアルレポートに過去5 回にわたって掲載された酒井氏の同名のエッセイに、二篇を加え一冊にまとめました。岡倉天心『茶の本』や岸田劉生『美の本体』などを取り上げ、明治前半期に西欧の美術作品や書籍から多大な影響をうけながら、静かな眼差しで日本を見直した人たちに焦点を当てています。
はじめに
第一章 岡倉天心の『茶の本』-もっと深く知りたい日本
第二章 岡倉一雄『父岡倉天心』を読んで
第三章 夏目漱石の美術批評
第四章 岸田劉生と『美の本体』をめぐる話
第五章 矢代幸雄『世界に於ける日本美術の位置』とアーカイヴ
第六章 柳宗悦-ウィリアム・ブレイクから妙好人へ
第七章 高村光雲と光太郎―伝統の橋
Product Detail
著者 | 酒井忠康 |
発行 | 特定非営利活動法人 Japan Cultural Research Institute |
発行日 | 令和2年12月10日 |
ページ数 | 87頁 モノクロ |
発行部数 | 300部 |
¥1,000 税込