2022年に発行された『Archiveをかんがえる』の姉妹編として、美術家のアーカイヴの構成資料の中心であるエフェメラ(短期的な目的で制作された印刷物や執筆物)について、七人の方にこの言葉から想起されたことを自由に論じていただきました。
まえがき
横田 茂
覚書の影としてのエフェメラ あるいは 作品と展覧会の脇役に眼差しを注ぐとき
河口 龍夫
具体美術協会関連資料̶ エフェメラの活用をめぐって
國井 綾
ゴミ哲学̶ けっして何も捨てなかった男とアーカイヴ、あるいはエフェメラについて
久保 仁志
断片から時代の輪郭をなぞる 北代省三アーカイブと池田龍雄アーカイブから
佐藤 玲子
フルクサス・エディションとマチューナス
滝口 明子
エフェメラと作品、溶け合うところ
山田 志麻子
「時限性」の価値̶ エフェメラをめぐって
渡部 葉子
Product Detail
著者 | 河口龍夫 國井綾 久保仁志 佐藤玲子 滝口明子 山田志麻子 渡部葉子 横田茂 |
発行 | 特定非営利活動法人 Japan Cultural Research Institute |
発行日 | 令和5年5月31日 |
編集 | 特定非営利活動法人 Japan Cultural Research Institute 株式会社 erA |
ページ数 | 67頁 カラー |
発行部数 | 300部 |
¥1,000 税込